純粋に遊んで見たかったんです(笑)
- 本当は，Galaxy S IIが欲しかったんですが，納期がかかりそうなので，てっとり早くNexus Sを買ってしまいました．いまさら感があったんですが．．．
- amazon.co.jpの中のとあるショップで買いました．もうそのショップでは在庫してないみたい．
親切なショップで，すぐ出荷してくれたし，日本語設定やら，Android 2.3.3へのupdateやら，mopera UのAPN設定やら，してくれた状態でした． - とりあえず，simejiを入れて，日本語入力可能に．ありがたや．
- SIMフリー版iPhone4用に調達した，日本通信のb-micro talking SIM Platinumに，下駄を履かせて使っています．ちょっとスループットが低い気が．．．
- 2.3.3へのOTAが降ってこない方へ．手動アップデートの仕方がxda-developersでに書き込まれ，日本でもトライした方の記事があちこちに出回ってます．例えば，こことか．
- Android 2.3ではFeliCa Liteが読めず，こんなこととかしないといけませんでしたが，Android 2.3.3からは素でFeliCa Liteが読めます．
- IC CARD WORLD 2010 「おサイフケータイLAND」で入手した，
FeliCa Lite内蔵ペットボトルオーバーキャップをかざしてみました．
Nexus Sはこんな画面に．
残念ながらこのURLにはスマホからは行けません．．．．
- なら，PaSoRiでURLを書き換えてまえ．．．．
SONY NDEF Writerしかし，残念な結果に．．．(涙)
- なら，いっちょ，FeliCa Liteを買ってみるか．1枚から売ってくれるところもあるみたいだし．
ありがたいお店 - 入手したFeliCa LiteにSONY NDEF WriterでURLを書き込みます．
おっと，一瞬びっくり．
でも書き込めました．Nexus Sはこんな画面に．
無事読み込めました．NDEF Writerでの2回め以降の書き込みは下図の通り，普通に書き込めました．
- スマホからNDEFタグを書き込む
NXPからNXP TagWriterというアプリが配信されています．FeliCa Liteも含めた，NDEF Type 1〜4すべてに対応しています．
- NDEFを理解する
まだ未着手です． iCタグリーダーデータフォーマットし用書(NTTドコモ)が参考になるらしいです．
- まずは，Android developersを読む．最低限以下のところ．
- サンプルソース(Eclipseのプロジェクト)を置いときます．IDMViewer.zip
- 駄アプリとして，IDmからわかるFeliCaチップの製造日をもとに，動物占い(古っ!)をしてみるアプリを，android marketにあげときました．
IDm 動物占い(PCからAndroid Marketへ)
IDm 動物占い(スマホからAndroid Marketへ)
上のスクリーンキャプチャではIDmの一部の桁をマスクしていますが，実際には全桁表示されます．
- FeliCaカードなどでも試してみたところ，NfcAdapter.EXTRA_IDでとれるIDmやNfcF.getSystemCode()で取れるシステムコードは，システム分割の１番めのシステムのもののようです．ということは，0xFFFFでpollingした結果なんですね．．．
- NfcF.connect()して，NfcF.tranceive(data)でコマンドデータを送って，NfcF.close()すれば良いようです．
コマンドを送る場合には，AndroidManifest.xmlに以下の記述が必要です．
<uses-permission android:name="android.permission.NFC"/> - FeliCaのコマンドはこのへんに載ってます．
- 注意点は，上記のコマンドの最初に，NfcF.tranceiveで送るデータのサイズを付け加える必要があります．また，このデータサイズには，頭につける1byte分を含みます．
例えば，0xFFFFにポーリングして，システムコードも得たい時には，以下のように定義されるbyte列をNfcF.tranceiveの引数に与えます．private final byte[] polling_command = new byte[]{(byte)0x06, (byte)0x00, (byte) 0xFF, (byte) 0xFF, (byte)0x01, (byte)0x0F};純粋なpollingのコマンドのデータ長は，0x00,0xFF,0xFF,0x01,0x0Fの5byteですが，頭のデータサイズを表す1byteを加えた0x06を頭に付けます．コマンドレスポンスにも同様のデータサイズが頭に1byte付いてきます．
- もうひとつの注意点は，FeliCaは不適切なコマンドを受けとると，エラーを返さず，無応答になることです．NfcF.tranceive時に応答が得られないと，IOExceptionが発生します．FeliCaが離れてしまったために応答が得られなかった場合も，不適切なコマンドを送ってしまって無応答な場合も，IOExceptionのエラー内容は同一です．
FeliCaが離れてしまったのかどうかは，Request Responceコマンドの応答があるかどうかで確認できますが，そのコマンドデータ列が間違ってたら，アウチッです．．．
- あと，FeliCaの一般的な注意点です．
- サービスコードの指定はリトルエンディアンです．
例えば，ここによると，nanacoの履歴のサービスコードは，0x564Fとありますが，コマンドデータに指定する際には，0x4F,0x56の順で指定する必要があります． - read without encryptionなどをする際のブロックリストの指定の仕方も慣れないとよくわかりませんね．FeliCaカード ユーザーズマニュアルの「4.2.2 ブロックリストの設定例」に例が載ってますので参考にしてください．
- サービスコードの指定はリトルエンディアンです．
- では，試しにEdyの番号・残高・履歴を読み出してみましょう．
- サービスコードやメモリフォーマットは，ここやここを参考にしました．
- サンプルソース(Eclipseのプロジェクト)を置いときます．EdyViewer.zip
(むっちゃ，きたないソースです．恥ずかしい．．．．) - 駄アプリとして，android marketにあげときました．
NFC EdyViewer(PCからAndroid Marketへ)
NFC EdyViewer(スマホからAndroid Marketへ)
上のスクリーンキャプチャでは一部の桁をマスクしていますが，実際には全桁表示されます．
- サービスコードやメモリフォーマットは，ここやここを参考にしました．
- osdev-j PaSoRi/RC-S320によると，pushのコマンドコードは0xb0らしいです．．
- ただし，Mobile FeliCa OS 1.0のケータイにpushする際は，
pushコマンドの後，activate2のコマンドを送らないといけないはず．．．
ここのへんを読むと，activate2コマンドは，コマンドコード 0xa4 ＋ IDm(8byte) ＋ フラグ(0x00)のようですね．．． - サンプルソース(Eclipseのプロジェクト)を置いときます．torucatest.zip
assetフォルダに，トルカクリエイタで作った簡易転送用パラメータ(.trpファイル)を 置いて，buildし，そのトルカsnipをpushします．
activate2のコマンドは，Mobile FeliCa OS 2.0のケータイに送っても無害のようなので， OS判定をせずに送っています．
- なお，ブラウザ起動のデータフォーマットは，「外部R/Wからの携帯電話アプリケーション制御」説明
書(NTTドコモ)が参考になります．
トルカのデータフォーマッ トは，トルカコンテンツ作成ガイド(NTTドコモ)が参考に なります．トルカクリエイタで簡易転送用パラメータを作るとてっとりばやく，pushで送るべきトルカのsnipデータが作れます． - ドコモのケータイにはトルカ送信，ドコモ以外のケータイにはブラウザ起動する
アプリを作り，android marketにあげておきました．
NFC FeliCa Push(PCからAndroid Marketへ)
NFC FeliCa Push(スマホからAndroid Marketへ)トルカクリエイタで作成した簡易転送用パラメータ(トルカsnipファイル(.trpファイル))を SDカード上に置き，それを指定することができます． ドコモ以外のケータイでブラウザ起動するURLを指定する必要がありますが， トルカsnipファイル中のURLを取り出し，拡張子を.trcから.htmlに書き換えた URLを自動挿入します．必要に応じてURLは編集して下さい．
ドコモのケータイでも，ブラウザ起動にするよう設定することも可能です．
設定を保存したら，このアプリは終了し，あとは，ケータイをかざすだけです．なお，画面がスクリーンロックしてしまうと，かざしてもpushが行われません． 別途，スクリーンロックしないように設定できるウィジットなどを利用して， 画面が常時ONになるようにする必要があります．
@gungun256までお願いします